スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Tag:スポンサー広告 

元窯鈴木智師匠のこと

IMG_4915.jpg

私の陶磁器の師匠の、元窯鈴木智さんの作品です。
先日、都内某所で購入しました銀彩の徳利です。
いいでしょう?
鬼才として定評あるロクロに新しく銀彩と上絵付けを施してあります。
よく見ると、今までも師匠がやられていたのと同じロクロなのですが、会場では、銀彩と不思議な緑と黄色のドットで全く新しい作風に見えました。

師匠のロクロは時に優美な、時に怪奇な、時にユーモラスな様々のイメージをはらみますが、常に疾走感とともにあり、ベタ付く感じは決してありません。


今回、最近新しく手がけられている、手びねりの作品>>も出品されていて、かなり迷ったのですが、こちらにしました。
この作品が一番安定感と新鮮さのバランスがよい気がしたのですが、買うときは少しだけ保守的になってしまいます。
全く未知の領域に挑戦している作品の無防備に無邪気な魅力より安定感。。。
なけなしのお金を握りしめて、作品を選ぶ自分は、美術館で鑑賞している自分と全く違うとは言えませんが、かなり違いますね。
作っている自分も、また違います。

下の二つの湯呑みは、亡父の彫刻家鈴木実が愛用していた作品です。
他のさくひんはこちら>>


IMG_4918.jpg

IMG_4926.jpg



関連記事
スポンサーサイト
テーマ : 陶芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

Tag:陶磁器  Trackback:0 comment:11 

Comment

江戸川台のきょん URL|Re:余程物凄いもの
#pYnNxVVQ Edit  2008.03.29 Sat23:40
ハハハ、銀兄、”買うときは少しだけ保守的”になるでしょう?
>>一般の生活している人の、自分の世界を守るための潔癖さはもの凄いんだよ。一般じゃなくて俺たち含めて人間全部だ。
>>拒否しなくてはいけないものは、完全に拒否する。その精密さは作品を理解していると言ってもいい程なんだ。嫌いと判断するだけで、ちゃんと分かっているんだよ。
>>全く未知の領域に挑戦している作品の無防備に無邪気な魅力より安定感。。。

 全く未知の領域も頼むよ!
銀 URL|
#F.S2sd/w Edit  2008.03.30 Sun12:44
きょんさん
いやー、一本とられましたな。(笑)
でも、なんか愉快。

>全く未知の領域も頼むよ!
ハイ頑張ります。
でも、今度は見る側の度量も試されるぞ。(笑)
まあ、全く未知の領域というのは、こんなに通信、交通が発達して、土の中からもどんどん美術品が出てくる(特に中国)時代ではなかなか難しいですね。
美術家にとっては結構きつい時代かも。
誰もやったことのないことではなく、自分のやることに新鮮というか頭の隅々までおののく状態を作っていくしかないという感じです。
脳みそと手を無茶苦茶鍛えるのさ。





師匠
今度は手びねりのを購入いたします。

ちゅう URL
#- 2008.03.30 Sun22:40
NHKのためしてガッテンで以前やっていましたが、「絵画を鑑賞しよう」と題して、私のように美術館にはほとんど行かない者にも、あることを意識してもらうよう一言かけるだけで「鑑賞する積極さ」が格段に上がったという実験結果があります。

その一言とは、「もし自分がその絵画を購入するとしたらいくらで買いますか?という意識で見てください」でした。
銀 URL|ちゅう様
#F.S2sd/w Edit  2008.03.31 Mon09:11
やはり、芸術品もお金を出すと、見方が真剣になって全然理解が深まるのだと思います。
美術品って高いじゃないですか。
それで買える人が少ないですね。
どこかの美術館や画廊で見ても一部の人を除き人ごとですよね。
でも、CDやダウンロードサイトで音源は安いので、多くの人が買えます。責任転嫁というか被害妄想もあると思いますが、音楽には関しては、多くの人が相当高度な物を理解している感じがします。
器に関しても割合変な物にもついてきてくださる人がいるという感触はあります。
内容があればですけど。。。
元窯 URL|
#- 2008.03.31 Mon20:59
徳利ありがとうございます、銀さんの所に行って本当に嬉しいです。

この徳利は大体半日かかって上絵しました、色々な図柄を試したのですが結局この様なヘンテコな姿になりました。

この変な徳利に合う上品な白磁の酒盃がどうしても必要になりますね、-----と私は強く思いました、ウフフフフーーー^^^^^\\
とにもかくにも買うことは切実な思いがあります、切実な思いありがとう。
銀 URL|元窯師匠様
#F.S2sd/w Edit  2008.03.31 Mon23:08
あれを買ってほんとよかったです。
いまは、染め付けをしてますが、目の前の棚に飾ってちらちら眺めています。

師匠が半日もかかるなんて。。

白磁酒杯!ウフフ。
リンゴ灰、ウフフ。

銀 URL|父の手
#F.S2sd/w Edit  2008.04.01 Tue21:59
亡父愛用の師匠作の湯呑みを見ていると、父の大きくてごつい手を思い出します。
異常なほど器用で、煮魚など蟻が食べ尽くした後のように骨だけにしました。
その手でよく高級茶を丁寧に入れて呑んでいました。
作家としては、手が脳みそと直結していて、ぬめぬめと色っぽい形を手品みたいに作っていました。
手が物を考えてるみたいでした。
私の手は、日本画家だった母に似て、小さくて華奢ですがどうなんだろうな。
母は、あんまり器用とは言えず、いつもイライラして、形をぶん殴りながら仕事をしているようでした。




元窯 URL|
#- 2008.04.02 Wed18:13
あの湯のみは高島屋の私の個展で買っていただきました,先生は酒盃が欲しかったみたいでしたが、私がなんとなくお体にと思って薦めました。今思えば余計なことでした。

その後で関係者の飲み会がありワーワー楽しく過ごしたのが思い出されます、実先生は何処に行ってもモテモテで貫禄でした。

私の爺様と先生の手がソックリでした、爺様も猿がピーナッツの皮を剥くみたいに物を作ってました、しかし8回も結婚したりして大芸術家にはならなかった。
そういえば爺様も高い玉露飲んでましたよ、うーーーーん服装の趣味も似てるし

うーーーーーーーん



銀 URL|元窯様
#F.S2sd/w Edit  2008.04.03 Thu08:50
>あの湯のみは高島屋の私の個展で買っていただきました,先生は酒盃が欲しかったみたいでしたが、私がなんとなくお体にと思って薦めました。今思えば余計なことでした。

そうですか、そんな曰くがありましたか。
今、ネット上で今師匠になっていただいている元窯様とこうして語り合っていることを知ったらば父も大分驚くでしょう。
そして、かなり、喜ぶでしょう。

師匠のおじいさまも凄い方だったみたいですね。
家の親父と同じ縄文人で艶福家で高い物が好きで。。。
そういう方はどちらかというと父親よりも祖父でいてくれた方が楽しめますな(笑)

銀彩徳利と白磁酒杯凄いし、師匠の作だし、お父ちゃんも思い出すし、ドラマチックに酔ってます。
私、幸せです。

プカプカ URL|
#- 2008.04.13 Sun21:08
いいな~!
元さんと銀さん・・・

深いね~~!感動したよ・・・
銀 URL|プカプカ様
#F.S2sd/w Edit  2008.04.14 Mon08:18
アハハ、師匠とは楽しくお付き合いさせていただいているのですが、こう書いてみると、じいちゃん達の頃からの深ーい物があるのですね。
私のじいさま(父実の父)は、長男でお百姓ですが、変な人で先祖伝来の良田をつぶして、ラフランスに置賜で初めてぐらいにした人らしいです。
でも、結構あっさりと投げ出してて隠居して、骨董と琵琶と漢詩と石器集めに惑溺したらしいです。
琵琶とか漢詩はどの程度か分からないですが、骨董の瀬戸物は相当水準高いです。
面白い人で自分は大好きでした。
師匠のおじい様みたいなクリエイティブな人ではないですが、似たところもあるのだと思います。
普段意識しないのですが、書いてみるといろいろ出てきて面白いです。

ところで、蕎麦やでの写真師匠に送ってもらいました。
プカプカさんも美人だし、みんなひとかどの面構えで面白い会でした。
今年もよろしくお願いします。


comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

ぎんよう

Author:ぎんよう
彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

我が家の掃除機の塵の放射性物質
Cs137:641Bq/kg(検出下限39.7)
Cs134:211Bq/kg(検出下限19.3)
Cs合計:852Bq/kg(検出下限58.0)
採取時期:2014/1月~2014/3月

月別アーカイブ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。