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増田陽一句集 「ファーブルの机」

小兎に歯の生えかかる春の闇

日蝕や鶯のふと生臭き

鸚鵡貝漂着しきり不眠の夏
 
彗星の大氷塊や桜の夜

初雪の蔵王を見しか兎の目


増田陽一さんの句集「ファーブルの机」から数首です。アマゾンでの販売はこちら>>>
わたしは、あんまり俳句に親しんでいる人間ではないので、良し悪しはほとんど判断できないのですが、何回か読むうちに、濃密なイメージの俳句にとても打たれるものがありました。
なにか、生々しい無惨さのようなものを感じさせる句が印象的でした。
他に現代俳句を知らないのですが、自分にとっては大切な句集になりました。

増田先生は、私が育った千葉の家の近所に住んでおられる、実力派の版画家です。
国画会版画部会員でいらっしゃいます。
先生の画業は何回か個展にお伺いして拝見した程度ですが、銅版画は、かなり理知的な印象でこの句集に私が感じた色濃い映像のようなものは絵に持ち込むことを潔しとしないのではないかと思います。
数年前、読売新聞の句集の批評記事で、先生のお名前を発見して驚き、俳句の世界でも評価を受けていらっしゃることを知り驚き、先生に電話して送っていただきました。

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テーマ : 俳句
ジャンル : 小説・文学

Tag:陶磁器  Trackback:0 comment:2 

Comment

ぴあの URL|
#- 2008.02.28 Thu11:35
本当に、生臭いというか、生きている臭いが感じられますね。
最後の句は美しいねえ。蔵王の雪と兎のふっくら真っ白な毛。でも、赤いおめめでじいーっと見つめているのね。何を?生きるってことの厳しさをよく知っている兎が、人生を(兎生?)をかな?
勝手な解釈ですね。失礼しました。
銀 URL|ぴあの様
#- 2008.02.28 Thu13:35
増田先生の句、コメントがあるとは思っていませんでしたので、感謝です。
webの世界に俳句というのは実になじみが悪いので、、、
まず、縦書きができない。
俳人は、パソコン出来ない人が多いかも。。。。
最後の句、いいですよね。
おっしゃるように、視覚的なイメージが鮮烈ですよね。
増田先生に教えてあげたい感想でした。
ここに挙げたのは、割合きれいなものですが、もっと激しい感じのもあります。
人生をかけて詠んでいる感じがあるのですが、それでいて、色彩感があって、ひろがりがあるんです。
がちゃがちゃ言葉同志が戦争しているような感じがするのもありました。
しかし、俳句は読むのが大変です(汗)




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彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

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