青磁新作

この秋の新作。
ほとんど青磁です。
今回は釉が厚すぎて模様がはっきり見えないのが多かった。
模様にパワーがあれば、色むら、くすみ等のかなりの欠点が味になったりするが、見えなくなってはもうお手上げだ。

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青磁湯のみ。これは、まあ自分的には納得。ドラえもんみたいで可愛いでしょ?DSC_0392.jpg
青磁酒杯。。
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青磁酒杯もう一丁。

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2年ほど前に、生乾きの状態で模様をいじくり回してがんばったが納得できず放ってあり、一度彫った模様をどべで埋めたりしてかなり荒れた状態だったのだが、今回ちょっと手を入れたら何となく出来た。この頃は、深く模様を彫っていたので今回の厚めの施釉ににフィットしている。

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模様は納得できるだが、釉が厚くて貫入に隠れて見えづらい。
釉が薄いとまたムラになりやすく、カサブタみたに焦げてしまったりまた難しいのだが。。

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水指。先の「美人とは何か」の記事で素地の状態で写真を載せたもの。
これも多少釉が厚い。内容的には染付の大作並みの情報量を込められた手応えだったのだが。。。

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鉢。天草撰中にベンガラ0.5%、木灰いつもより少なめで平津長石。

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<DSC_0303.jpg
試験的に作ったもの。いつもの釉をいつもの生地に普通に釉掛けしている。
欲をかかないと、変な思い込みによる失敗が少ない。
でも、欲をかかないと新しい展開と焼成前の不安及び失敗によるショックとが少ないから、ノンビリして模様も面白いのが出づらいだろうな。

DSC_0376.jpg
石灰立ての青白磁釉。キレイかも。



DSC_0288.jpg
湯のみ。同上。

DSC_0250.jpg
珍しく、シンプルな湯のみ。
近所のきれいな奥さんのご注文で製品開発。


今回ので、その他はこちら>>>>>


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ジャンル : 学問・文化・芸術

Tag:陶磁器  Trackback:0 comment:13 

Comment

C橋 URL|
#- 2010.10.09 Sat20:48
確かに顔に見える模様が多いですね。
個人的には最後から4つ前の湯呑み(?)は驚いたような顔に見えて面白いですね。
これが一番気に入りました。
 URL|C橋様
#F.S2sd/w Edit  2010.10.09 Sat21:42
そうなんですよ。変顔なんですね。
そういえば、むかし、アイワに嘱託で行っていたときに、ほとんどのミニコンポが、でかいつまみ二つが目のお顔でした。
まれにある顔でないやつが非常にモダンでおしゃれに見えました。
長い事、人間しか作らない職業であるところの具象彫刻家やっていたせいか、自分の子供たる作品は顔でないと落ち着きません。
洒落陶 URL|
#- 2010.10.10 Sun08:19
柔らかい造形で、釉薬が厚くても、いいんじゃないでしょうか。
個人的には、好きです。
銀 URL|洒落陶様
#F.S2sd/w Edit  2010.10.10 Sun10:23
ありがとうございます。
少し元気が出ましたv-91

自分のやった形が、ほぼそのまま残る絵や彫刻を長く手がけて来たので、焼き物の思いもよらない結果にはうろたえてしまいます。

絵や彫刻は、まず思いどおりにならないのが「自分」という感じでしたが、焼き物は「自分」は或る程度良い状態に持って行きやすくなったけれど、今度は、施釉、焼成後の結果がなかなかコントロールできません。
残る結果がなかなかコントロールできないから、その分自分はしゃっきり、割合良い状態になりやすくなった気がするのですが、あっち立てればこっち立たずで、なんとも、難しいものだ、やっぱり、たくさん仕事するしかないな、とため息まじりで思っている今日この頃です。
イワノビッチ URL|青白磁が玉のような感じ!
#- 2010.10.10 Sun15:00
青白磁が玉のような感じ!
銀 URL|Re: 青白磁が玉のような感じ!
#7jkUMYXI Edit  2010.10.10 Sun21:51
うーん、これでも良いとおもうのですが、、、


イワノビッチ URL|
#- 2010.10.10 Sun22:27
ぎょくのこと、翡翠。
 URL|イワノビッチ様
#7jkUMYXI Edit  2010.10.11 Mon08:03
> ぎょくのこと、翡翠。
ああ、なるほど。
中国で、青磁が発達した背景に、玉や青銅器の代替品と言うことがあると、聞いた事があります。
漠然としか分からないのですが、日本の縄文土器のようにいかにも文化の中心にあるというより、中国の焼き物は、青銅器が立派だったりする時期は、割とぞんざいに作られている感じがある気がします。宋代になると重厚になりますが。
その初期の軽さは、彫刻から移ってみると何となく分かる気がします。
でも、そこが少なくとも作る気持ちでは自由で良いかなと今のところは思ったりしています。
高麗青磁はよく分かりませんが、やはり、中国への憧れとか自国の文化への誇りとか、ウエイトが最初からもう少し重いところから始めているんじゃないでしょうか。
JACK URL|久しぶりにお会い出来る事 楽しみにしております
#- 2010.10.13 Wed02:53
銀さん ご無沙汰しております、金曜日なるべく早起きしてお邪魔致します。お疲れでなければ晩酌にでもいらして下さいと言いたいトコロですが、現実的に村田から遠く、交通手段、仕事疲れもあると思いますので、無理にお誘い出来ませんが、、、、今回チカは休みが合わず、金曜日は私一人でお邪魔致しますが、彼女の仕事場は店に近いので、もし銀さん来る時は一緒に飲みたいと言ってました。私、普段は自転車通勤ですが、分かっていれば車で出勤し、帰りは村田までお送りする事も出来ますので、御遠慮なく仰って下さい。久しぶりにお会い出来る事、作品見る事楽しみにしております、安全運転で! 仙台 渡邊秀樹
ぎんよう URL|JACKさま
#o.3w5nAQ Edit  2010.10.13 Wed07:34
JACKさん、ありがとうございます。
金曜日お待ちしています。会期中はちょっときつそうなので、月曜日に帰りがてら、よらせて頂こうと思うのですがいかがでしょうか。
いずれにしろ、金曜日に打ち合わせ致しましょう。
 |承認待ちコメント
# 2010.10.13 Wed16:50
このコメントは管理者の承認待ちです
ワタナベ URL|先日はどうも
#- 2010.10.19 Tue22:42
青磁作品!
やっぱり生で見たほうが迫力ありました。
繊細な絵付けには脱帽です。
あっ先日はお疲れ様でした。
なんと銀さんの写真取りに行けなかったです。申し訳ないです。
ぎんよう URL|Re: 先日はどうも
#F.S2sd/w Edit  2010.10.20 Wed07:36
いやどうも!
お疲れさまでした。
実力ある若い人に、よく見てもらって嬉しいっす。
線に粘っこさとちょっと含みがあるところ、貴君と共通項あるかもしれません。
お互い、しょぼいご時世に合わせるのではなくて、ユニークさ(わがままさ?)は持ち続けたいですね。
まあ、わたしの場合、根っからの陶芸家ではなく技術的に特別上手いという事は無いので、輸入品と競合するのはハナから無理なのですが。
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プロフィール

ぎんよう

Author:ぎんよう
彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

我が家の掃除機の塵の放射性物質
Cs137:641Bq/kg(検出下限39.7)
Cs134:211Bq/kg(検出下限19.3)
Cs合計:852Bq/kg(検出下限58.0)
採取時期:2014/1月~2014/3月

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