100万回生きたねこ

エートですね、昨日7日ですが、大勢の聴衆を前に絵本の朗読などという凄い事をしてしまいました。

絵本は佐野洋子作「100万回生きたねこ」。
福祉会館の小ホールにて。蓮沼万里さんのオリジナル曲(妻のフルートと万里さんのピアノの生演奏)とのコラボレーションです。
人前で芸を披露するのはスピーチを別とすると、ものごごろついて初めてで、随分前から非常に緊張して、とにかくドキドキしちゃって練習するのも億劫で、なるべくなら考えたくない、早くその日が過ぎてほしい、というぐらいの情けない状態で本番を迎えたにもかかわらず、どういう訳か、感動して泣いている人がいたという事でびっくりしました。
長い事、表現活動していますが、落涙を見たのは初めてです。
このむさ苦しい50男が、あたまにモヘアのスリッパを切って作った猫ちゃんのお耳をつけて、長女の縞の靴下にワタを詰め込んで作ったシッポという恐ろしい姿で早く引っ込みたくて仕方がなかったのですが、ちっちゃな女の子が可愛いといって、終了後、記念撮影を所望されたり、嬉しいよりも、不思議でたまらなかった。
絵本の深い内容のためか?万里さんの秀逸な曲と演奏のためか?それとも自分の隠れた才能?
どうも、よく分かりません。
まあ、どういう訳か、本番の方が集中してほとんどかまないで出来たのですが、、

で、その後、来てくれた高校の同級生建築家y君、大学の後輩インテリアデザイナーyさん、蓮沼さん、家内と駅前に呑みに行って、家内と二人でカレー屋ハリオンで夕飯を食ってやれやれとバスで帰ろうと思ったら、家内が、家の鍵を忘れてきたのが判明。
帰っても家に入れないので、折しも開かれている地元の盆踊り大会に義母が娘らを連れて出ている、家よりさらに奥地のの小学校まで行くことに。
過疎の田舎で、残っている人たちは小学生の頃から一緒という人たちが多い盆踊りですが、このごろはPTAに多少参加しているおかげでかなり浴衣姿の若くてかわゆいお母さんたちとも話をして帰りました。
どうも、自分は妙にテンション高かったが、酒のせいか、「100万回~」の舞台の興奮か、浴衣姿に興奮したか、これもよく分かりません。

なんだか、変な入り組んだ興奮で、暑さもあって寝苦しかったのですが、楽しかったのか苦しかったのかよく分からない今までにない一日でありました。

DSCF2493.jpg


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Tag:つれづれに  Trackback:0 comment:12 

Comment

HIRA URL|
#s8X6/Gt6 Edit  2010.08.09 Mon09:55
そりゃ凄い!! 俺にはできないだろうな~・・・。
こう見えても緊張し~なのです。

次々に朗読の話があるかもよ!!
カデンツァ URL|
#- 2010.08.09 Mon10:49
すてきなコラボレーションですね!きっと朗読の隠れた才能をお持ちなのでは?

私の友人のある女優さんも、音楽とコラボで一人語りをずっと続けているのですが、
どんな音楽にするかって結構難しそうですね。
お話を損ねず、単にBGMでもなく、一体感を持って伝えられる音楽かな。
お客さんが喜ばれたのですから、お話・朗読・音楽と三拍子そろった感動だったのでしょうね!

この次は、猫ちゃんのミニ陶芸もそこで販売したら、小さなお子さんがほしがりそうですね。
なんていうのは、邪道なんでしょうか?(笑)
職人 URL
#SEFye3cg Edit  2010.08.09 Mon13:20
ほーーーーーカッケー!
いやーーー偉い
この童話はもうそりゃーーーー素晴らしい大傑作ですぞなv-238
私には絶対に無理ですし、話も来ませんし考えもしません
ちょいと考えただけであがってしまいました
へーーーー 録音したかい?

聴きたかったよーーーー
イワノビッチ URL|猫耳
#- 2010.08.09 Mon13:43
 猫耳姿をみてみたいです。フビンな感じでしょうか。私は同僚にパフュームについて(またパフュームの話しで恐縮)ちょっとフビンな感じがしていいだろ?と言ったところ”おまえがフビンだ”と言われました。もっともです。
 しかし、すごい経験でしたね。私ならビビってしまってなにもできない。
銀 URL|HIRAどの
#F.S2sd/w Edit  2010.08.09 Mon18:22
HIRAどの
> こう見えても緊張し~なのです。

うーん、人前というと◯さんの結婚式の司会が思い出されるのですが、あれは、緊張しているのがネタになって笑いを取っていたような。。。
私は、大勢の方がまだましというのがありまして、ちょっと奇麗な娘さんを見ると硬直して口がきけなくなって挙動不審になっていたじゃないですか。
その点、貴君は何だかまろやかに上手くその場を盛り上げていて眩しかったです。
いくらか、年の功でましにはなってきましたが、50になっても、やっぱり、人見知りは治らないな~
 URL|カデンツァさま
#F.S2sd/w Edit  2010.08.09 Mon18:48
今度のは、作曲者が「100万回生きたねこ」の朗読のために作曲したもので、演奏だけの部分と、朗読のバックに流れる部分にメリハリがあって、緊張してガチガチだったのですが、それでも、読んでいてのっていけたのですね。
自分には、無論音楽の技術的なもの判断する力はないのですが、随分と考え尽くされた脚本なのだろうと思いました。

話は、飛びますが、今回ステージに上がってみて、やっぱり本番がある演奏家の仕事の大変さが少し分かった気がしました。
以前、展覧会前の制作はやっぱり緊張してあがってしまうような事を言った覚えがあるのですが、やっぱり、上手くいかない作品は出さないでも良い展覧会とは全然違うなと思いました。
本番中の自分がどうなってしまうか予想もつかないというのは辛かった。。。
それと、ステージをおりた後残っている興奮がまた、何だか変で、日常になかなか戻れないというのも辛い。

> この次は、猫ちゃんのミニ陶芸もそこで販売したら、小さなお子さんがほしがりそうですね。

そうですね。演奏家もあんなに毎日練習して、ちょっとぐらいギャラが出ても、まるで持ち出しですから、旦那が少し便乗して儲けさせていただきたいものですね。
ほんとに、「営利目的ではない」という名の搾取が芸術界には多すぎると思います(笑)
 URL|職人様
#F.S2sd/w Edit  2010.08.09 Mon19:42
コメントどうもありがとうございます!

> この童話はもうそりゃーーーー素晴らしい大傑作ですぞなv-238

ほんとですね。
猫を飼っているものには、リアルにぐっと分かる、猫の不真面目さと超能力持ってそうなところ。
最後に人間的な暖かい感情を持ったとたんに失う不死。感動的に見えて意外にシビアなストーリーと小生は解釈しました。

> 私には絶対に無理ですし、話も来ませんし考えもしません
> ちょいと考えただけであがってしまいました

何をおっしゃる!
◯野サンプラザホールのステージでギターを弾かれた凄い過去を持つ師匠が。。。
うーん、小生の場合、朗読は初めてですが、割合結婚式や葬式のスピーチをする機会は多かったのですが、あまりの緊張で、頭がトランス状態になって妙に働く場合もあって結構受けたりする場合もあったのですが、やっぱりその緊張が普通に害を及ぼしてグチャグチャになってしまう事も随分ありました。
やっぱり、肝が全然据わってないんですね。でも、あんまり据わりすぎている人の話も失敗はないですが、面白くないですよね。
しかし、「ちょっと考えただけであがってしまう」感覚よーく分かります!

銀 URL|Re: 猫耳
#F.S2sd/w Edit  2010.08.09 Mon19:59
>  猫耳姿をみてみたいです。フビンな感じでしょうか。
まさに、自分が見ると不憫です。
顔が長いので、猫には見えず、年取ったロバに見えたのです。
しかし、変なカッコすれば、肝が据わるんではないかと思って、妻や万里さんの提案を積極的に受け入れてつけました。
割とコスプレは好きなタイプなんでしょうね。。

>  しかし、すごい経験でしたね。私ならビビってしまってなにもできない。

いやもう、もう今回は無欲だったので失敗しなかったけれど、何だかもう一回ぐらいありそうでそのときがムチャクチャになりそうで怖い。
しかし、、ステージ前の不安、理由がよく分からず受け入れてもらえる感じなどいつも拒否ばかりされている感じのある自分にはちょっと落ちつかないもので、そんなんがものすご~く大きくなってジミヘンドリックスとかはドラッグにいったのかな~などと考えてしまいました。
カデンツァ URL|
#- 2010.08.11 Wed11:10
あくまで私が聴いた朗読と音楽コラボの範囲内での印象なのですが、お話にはやはりオリジナルな音楽がよいように思えます。
既存の曲を持ってくると、無関係なイメージが重なってしまうことの方が多いですね。
(音楽に意味をかぶせて伝えることで、お話の内容に意図的に別の効果を演出できる場合もあるようですが・・。)

きっとお話にぴったりのすてきな音楽を作られたのでしょうね!


>本番中の自分がどうなってしまうか予想もつかないというのは辛かった。。。

 わかっていただけてうれしいです。私なんて、いまだにそうなんです。情けないですが。。
 楽しそうな企画、また次の機会があるといいですね!
銀 URL|カデンツァさま
#F.S2sd/w Edit  2010.08.11 Wed15:12
暑いですね。
重ねてありがとうございます。


> 既存の曲を持ってくると、無関係なイメージが重なってしまうことの方が多いですね。

なるほど、なるほど。

> きっとお話にぴったりのすてきな音楽を作られたのでしょうね!

よく知っている、どこかで聴いたことがある気がするのですが、やっぱり全く知らないメロディーという、不思議な曲でした。あのお話にぴったりでした。

> >本番中の自分がどうなってしまうか予想もつかないというのは辛かった。。。
>  わかっていただけてうれしいです。私なんて、いまだにそうなんです。情けないですが。。
>  楽しそうな企画、また次の機会があるといいですね!

素人ですので、出来なくもまあ自分で納得できると思うんですが、専門家はもっと辛いんだと思います。
本番中の自分がすべて分かってしまっている人のやる事ってきっと、面白くないと思うんですが、あの恐ろしさはたまらないですよね。今回やっと家内の気持ちも分かりました。

次の機会は、来ても辛いし(2回目って失敗しやすいですよね)、来なくても寂しいという微妙なところですね(笑)
げんよう URL
#SEFye3cg Edit  2010.08.11 Wed15:58
わたしゃー山形在住の荒井良二さんが大好きなんですよ 特に きょうというひ ってのが大好きで何回でも泣きます
それと100万回生きたねこ これも泣きます
直ぐに泣きます
えーんえーーーーーーーーーーーんってね
いやーーー恐ろしい芸術家です
 URL|げんよう師
#.y4oDXHE Edit  2010.08.11 Wed18:02
イヤー師匠重ねてありがとうございます。
しかし、暑いです。
しかも台風が。。

荒井良二さん全く知りませんでした。
今度図書館で見てみます。

100万回~は泣けますね。
練習のとき、ぐっと来ましたが、うちの母ちゃんは物心ついてから泣いた記憶がないというくらいのクールなひとなので、決して泣く事は出来ないのですが。。。v-217。。
また、白い猫が死んだときの万里さんの曲がまた泣けるんですねe-263
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Author:ぎんよう
彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

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