最近気に入った音楽と染付の仕事場

先回のコメントの最後にチラッと書いた今週の飛び込みの百貨店の展覧会はどうやら、小生は出さなくても作品が揃うと言うことでやっぱり出番がなくなりましたが、3日ほどですが急に物凄く働きかなり疲れましたものの、次ぎにしっかりと企画した展覧会(2人展?)を企画すると言う話になったし、集中してスイッチが入り、売れ筋方向の染付がバリバリできる体制になったので気持的にはかなり良い状態です。

ということで、久しぶりに音楽の話。
ストレスを感じるとついインターネットで中古CDを探すのですが、この頃はまあ月に2枚か3枚ですが、かなりビックリしたのが、中村一義です。

一部では天才と言われているようですが、全く小生は知らなかったのですが、FMで世界のナベアツが出演していて紹介していました。
ナベアツは一義君を聞いて泣くのだそうです。

最初聞いたときは、何か古い我々がかつて聴いた音楽を思い出しました。なぜか大瀧詠一のナイアガラの初期のころを連想しました。
いくつかyoutubeで探して聴いていたのですが、子供達は歌い方が黄土色だ、う○こ臭いと言って笑う(この高音の歌い方が生理的にイヤだという人もいるらしいです)し、あまりぴんと来なかったのですが、妙に気になり(正直、評論家筋に高評価なこともあって)聞き込むうちに好きになりました。子供達も割と好きになったようです。
購入したのは、ファーストアルバムからサードアルバムまで。
小生的には、暗い孤立しがちの青年が閉じこもって音をいじくり回しているうちに何だか手の体温で柔らかくなって形が歪んでしまったみたいな感じのある、1stアルバムの「金字塔」と2stの「太陽」が今のところは好きです。
自宅で、ほとんど全ての楽器を一人で演奏して重ねて音源を作るのを宅録と言うらしいのですが、その元祖のような存在らしいです。>>>ウィキ





次ぎに、クラシックのバイオリニスト、ジャニーヌ、ヤンセンのメンデルスゾーンバイオリンコンチェルト。
少し音に苦みみたいなものがあって、なにか、少しトゲトゲした肌触りのドンドン進む感じが、気持以上のものはなにもないというような、熱く正直な感じが好きです。
天分も技術も凄いのだと思うのですが、親しい友人が演奏しているのを聴いている気になってしまいます。
曲も最高ですよね。
美人。


やっぱり、染め付けの話に戻って呉須(ごす)と呼ばれる絵の具を溶いた乳鉢。
右上の注ぎ口の角が少し角張っているのでそこでのみ筆をしごく。
特に、細い線を要求される小品では筆に余計に含まれてしまった絵の具をピッと落として量が正確にコントロールできないと困るので重要。

沢山といておかないと、乾燥と水分だけ筆から素焼き素地に吸い込まれるからだろうが濃くなってきてしまうので、径15cmほどのかなりでかい乳鉢。
以前は、鉄分やマンガンの多く含まれた昔ながらの唐呉須(味はあるが不安定)を使っていたが、最近は細い線を多用するので、毛筋ほどの細い線が安定してハッキリ出るようコバルト分が多いと思われる今出来の高性能のゴスを使っている。
どんな呉須を使っても、瞬時に水分を吸う素焼き素地に絵を描くのはちょっと慣れの必要なものである。

IMG_3755.jpg

日本画の面相筆。ちょっと高いけれどなかなか先が減らない。日本画家であった母の死後の影響。
IMG_3756.jpg


少し前の大浅鉢。このあと透明釉を掛けて1280度ほどで還元焼成して出来上がり。
外、内の絵付けに3週間もかかってしまった。
IMG_3750.jpg
外側細部。
IMG_3747.jpg





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Tag:音楽  Trackback:0 comment:6 

Comment

げんよう URL
#- 2010.03.29 Mon14:00
この人って 鈴木茂に感じが似てるね

ちらりと聴いた印象ですが
銀 URL|げんよう様
#F.S2sd/w Edit  2010.03.29 Mon18:31
> この人って 鈴木茂に感じが似てるね

そうですか。
ここのところ、あんまり聴いていないので自信ないのですが、ハッピーエンドにもにていると思いました。

それと、この曲は2ndアルバムなのですが、1stでは、一部のようですが鈴木茂の名前が!
さすがですね。

鈴木茂は、確か初期のあがた森魚のバックでなんか凄い新鮮な瑞々しいギターでビックリしたことがあります。
イワノビッチ URL|染め付け
#- 2010.03.29 Mon19:34
すごい細い線ですね。まさに染め付けの迷宮です。
中村和義しりませんでした。
Jansen → Jan-sen ⇨ ヤンの息子
Mendelssohn → Mendels-sohn ⇨ メンデルの息子
イワノビッチ ⇨ イワンの息子
すみません、ご存じでしたね。世界は息子だらけです。 
 URL|Re: 染め付け イワノビッチ様
#F.S2sd/w Edit  2010.03.29 Mon20:49
> すごい細い線ですね。まさに染め付けの迷宮です。

一応褒めてくださっていると勝手に解釈して、調子に乗って語らせていただきますと、線を細く保つには、ちゃんと呉須の濃度を把握して、筆に含まれる絵の具の量をコントロールしなくてはいけないのですが、製品ばかり見ていないで、乳鉢もしょっちゅう見なくてはいけないんですね。
作品の絵柄ばかりに夢中になっていると線の色の濃さがばらついてきますし、太くなってしまいます。
つい絵柄の方に入れ込みすぎる傾向のある自分としては、かえっていつも冷静でいられて良い気がするんですね。細いと迷宮的表現が出来ることに加えて内容と手のバランスというか双方のリズムがいくらかとれやすい感じがします。

>Jansen → Jan-sen ⇨ ヤンの息子
Mendelssohn → Mendels-sohn ⇨ メンデルの息子
イワノビッチ ⇨ イワンの息子

なるほど!知りませんでした。西洋の名前というと神秘的なひびきがしますが、結構シンプルなんですね~。
アナ・イワノビッチというテニスのでっかい美人プレーヤーいました。
なんか大好きでしたが、この頃見ませんね。
ヤンセンもでっかい美人バイオリニストで大好きですv-238
ちゅう @m78seven URL|
#- 2010.04.05 Mon14:21
>中村一義

私も知りませんでしたが、1975年生まれということは、「1人ダビング」の走りというわけではないようですね。声はかまやつひろしのキーを高くしたような感じですね。

「1人ダビング」といえば、ジャンルは違いますが、冨田勲のシンセサイザーシリーズを高校生ぐらいの頃よく聴いていました。
それから、学生の頃、数少ないレコードのうち、よく聴いていたのが山下達郎の「On the Street Corner」。好みのアカペラを1人で全パートやってしまうという・・・。
今ではCDで3部作を所有しています。

あと、YouTubeでアカウントを作って「再生リスト」を作ると、分割された動画が自動的に連続再生されます。「すべて再生」ボタンのリンクを公開。
(例)
http://www.youtube.com/view_play_list?p=05C76BBD1B3C4420&playnext=1&playnext_from=PL
銀 URL|ちゅうさん
#F.S2sd/w Edit  2010.04.05 Mon17:33
>1975年生まれということは、「1人ダビング」の走りというわけではないようですね

私も違うかなと言う気はしていました。
達郎さんもスティービーワンダーも一人で色々やりますものね。
まあ、自閉的な感じが宅録というお宅的な感じがして、その元祖という感じなのかもしれません。
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プロフィール

ぎんよう

Author:ぎんよう
彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

我が家の掃除機の塵の放射性物質
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Cs134:211Bq/kg(検出下限19.3)
Cs合計:852Bq/kg(検出下限58.0)
採取時期:2014/1月~2014/3月

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