この秋の最初の窯

先日の焼成の結果です。
いつもより、還元を薄くかけましたが、染め付けはあまり変わらないようです。
イラボ釉は却って複雑な味わいになったような気がします。

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染め付け磁器の蓋もの、みずさし?
これは、素地が京都の磁器土です。
天草の陶石を砕いたものと、信楽粘土の混合物らしいです。
私は、白さの加減は今まで使った磁器土で一番気に入っています。高さ約15cm

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染め付け磁器瓶
ゴスが、中国古来のものを復元したような、鉄分の多いもので、かなり灰色がかかっています。
自分の中では、わりあい、ロクロが良い形に上がった気がしています。高さ約15cm

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染め付け磁器大鉢
径が1尺近くあります。
染め付けを終えた段階では、少しベタな感じがしていましたが、力作ではあるでしょう。
もう一個、完璧と思えた大皿は焼成で形が崩れてしまいました。高台脇を薄くしすぎてしまいました。いま、あちこちを、耐火粘土で作ったトチで支えて重力で形の崩れを直すべく、再焼成中です

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染め付け磁器湯呑み

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染め付け磁器蓋もの
かなりでかいです。

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染め付け磁器コーヒーカップ

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イラボ湯呑み
信楽の並漉しという最も安くて使いやすい土に木灰40,福島長石51,中国黄土9、朝鮮カオリン5という釉です。
あんまり興味のある釉でなくて、ずっと同じ構成で適当にやっていたのですが、同じ釉なので釉の厚さ、焼成のニュアンスと出来上がりの関係が一番把握できている状態になっています。
現在の自分の中では、もしかすると一番完成度がある釉なのかもしれません。
灰青磁は懲りすぎていろんな構成を試すので、どれも自分の手の中に入っていないのかもしれません。
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イラボ湯呑みその2

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イラボ酒盃

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イラボ瓶子
高さ約18cm

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イラボ酒盃その2

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イラボくみ出し



窯から出したまま撮影したので、高台になんか付いていたりしますがキレイに削ります。
また、アルミナ粉が下に散らかったりして写真が汚いです。






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Tag:陶磁器  Trackback:0 comment:6 

Comment

ちゅう URL
#- 2008.10.10 Fri07:27
なんか気の遠くなるような繊細なワークですなあ。

元窯 URL|
#- 2008.10.10 Fri08:56
うーーーーーーーーーん

良い cool やばかよーーーーーー

0634の鉢がすげーーーー
銀 URL|ちゅうさま
#F.S2sd/w Edit  2008.10.10 Fri20:30
繊細というか、自分としては空間恐怖みたいな感じがします。
いろいろ、恐いものが世の中にいっぱいあって、器も恐くて、模様で満たしても、ダメなときも多いですが、なんかホカホカした良い気持ちになるときもあります。
素地の形と模様の自分なりの曰く言い難い関係ができると。。。

銀 URL|元窯師匠
#F.S2sd/w Edit  2008.10.10 Fri20:55
恐れ入ります。
大鉢は、思ったより焼いてみたらば良い気もしました。
うまくいったと思ったのが焼いてみたらば詰まらなかったり、焼き物は奥が深くてトホホです。
大体思った通りという感じになるのは、途中で行き詰まって絶望的な気持ちになったのを、少し時間をかけて直して、何とか作り上げたという、危機があった仕事のように、自分では思ってます。
でも、やはり、専門家は「途中で行き詰まって」なんて、優雅なこと言っていないで、スパッと仕事しなくてはいけません。
師匠が前おっしゃって下さったように、イラボの方が多少スパッと出来るかもしれません。
それでは、展覧会の方頑張ってください。

銀拝
C橋 URL|
#- 2008.10.10 Fri22:24
素人なので当たり前のことしか言えませんが、味がありますなあ。
銀 URL|c橋様
#F.S2sd/w Edit  2008.10.11 Sat00:03
ありがとうございます。
味があるんだかないんだか、自分では分かりませんが、あれば嬉しいですね。

そういえば、トーカツの2こ上の美術館学芸員のひとが、どんな作家にも支持者がいる。
と言っていましたが、一面本当だと思います。
規準がハッキリしないのは、苦しみでもありますが、救いでもあります。
なんだか、よく分からないことばかりですし、いつまでやっていられるかも分かりませんが、なんだかんだ文句ばかり言っていますが、結局楽しいので、出来るうちはやり続けたいです。
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彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

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