検証 戦争責任 読売新聞戦争責任検証委員会

2006年発行の本。
なかなか勉強になった。
特に、日中戦争、太平洋戦争の頃の軍部や政府の組織についてわかりやすく解説してあり、今まで、この頃に関する歴史書を読んでもさっぱりわからなかった、陸軍省、海軍省、参謀、軍令、などの役職、統帥権、天皇の位置などについての理解がかなり進んだ。
あの絶望的な戦争に進んで行かねばならなかった、大日本帝國中枢の組織の欠陥と軍人、政治家、皇族ら要人個人の責任について主に書かれていて目からウロコであった。
反面、読む前に想像したような、日中戦争当時の戦場での日本兵の残虐行為、略奪、性犯罪などの責任についての記述はほとんどなかった。
アメリカ軍による、原爆投下、東京大空襲、ソ連によるシベリア抑留など戦争犯罪と思われる連合国側の残虐性についての記述がほとんど無いことでバランスを取っているかのようであった。
東京裁判とは違う見方をしたいという意図があったようだが、東京裁判の歴史観を乗り越えるには、大変だろうけど、両方をもう一度正面から考え直さなくてはいけないのではないだろうか。
大新聞社という立場の限界と言うべきなのだろうか。
多少戦犯のメンツが変わっているだけという印象であった。
戦争を起こした日本側指導者の責任という意味での戦争責任という言葉なのである。


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感謝の手紙

小学校、中学校はやたらと感謝の手紙と言うのを書かせる。テンプレートもあって、渡す前の検閲付である。
もらえばフンワカした気持ちになるし、目上の人に何かしてもらったら,機嫌良くありがとうって言うことを躾けるのは大切なことだ。しかし、多すぎではないだろうか。
ボランティアの講師や出演者に対してだが、場合によっては、PTAや学校からギャラの出ている芸術鑑賞会の出演者にまで出す。
そうなると、嫌いな先生や下手くそな芸人に対してまで、無理矢理感謝の手紙書かせることになることもあるから、ウソつくことになる。
感謝を示す技法の習得は大事だとは思うが、ここまで盛んにやるならば、目上の人の理不尽に,礼を尽くしながら、上手に抗議する文章の書き方も教えるべきだ。
しかし、それは皆無だ。
おべっかばかり上手い子供作りたいのか、長いものに巻かれる大人になる準備をさせるのか、と言いたくなる。
ボランティアの講師や出演者への感謝の手紙は職員が書くべきで、ノーギャラの付けを子どもたちのウソで払ってはいけないと思う。

Tag:つれづれに  comment:0 

プロフィール

ぎんよう

Author:ぎんよう
彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

我が家の掃除機の塵の放射性物質
Cs137:641Bq/kg(検出下限39.7)
Cs134:211Bq/kg(検出下限19.3)
Cs合計:852Bq/kg(検出下限58.0)
採取時期:2014/1月~2014/3月

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