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Kultur Shockと▲’s(ピラミッドス)



バルカン半島諸国からの移民メンバー中心のカナダの多言語バンドで、ヨーロッパツアーもした、一部で熱狂的支持があるkultur shock。どうやらジプシー系らしいのですが,なかなか面白い。妙に内向的になったり、ご当地歌謡曲に鉄壁安定したり欧米ポップスとの安直折衷が多い21世紀のワールドミュージックのなかでは出色ではないでしょうか。
この曲はそうでもないですが、ジプシー系は日本の民謡を思わせる曲調もあり、このバンドにもそんな曲があります。ちょっとポップよりに傾いた曲では演歌調になります。
そんなこともあってか、この曲録音当時のベーシストは小林さんという日本人です。
♪もしもし亀よ♪が聞こえてきたりする曲もあります。
も1つ、日本つながりですが、この曲=マスティカはバルカンの伝統曲らしいのですが、調べていると、ピラミッドスなる日本のバルカン系バンドの演奏もありました。
バルカンでなんでピラミッドかと思ったのですが、差別、民族浄化をさけるためにコソヴォのジプシーはエジプシャン(アシュカリー)といい、自らをエジプト出自(普通ジプシーはインド系と言われている)とししていたそうで、そこに由来するのかもしれません。
チャランポランタンのモモちゃんとの共演やバルカンツアーもあり,apple musicにもあり、それなりに活躍しているようです。いしだ 壱成似のボーカルの美青年は歌がかなり上手くクラリネット入りのバンドはチンドン屋風で良い風情。
好奇心溢れる日本の若者も応援したい。
ピラミッドスのhpはこちら>>>>
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エリトリア音楽

これはユニーク。エリトリア(彫刻家に身近なエトルリアとは別)と言って、エチオピアから1991年に独立した紅海に面した国の1970年代の音源。エチオピアの音楽はどことなく日本の演歌を思わせる節回しですが、このエリトリアのティグリニャ音楽はそれ...

Posted by 鈴木 厚 on 2016年2月11日
テーマ : 民族音楽
ジャンル : 音楽

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ベートーヴェンのピアノソナタ全集

ズーッとブラジルの軽音楽に凝っているのですが、しばらく前、なんかの偶然でベートーヴェンの交響曲を一曲聴いたことがりました。なんだか、40代頃まで盛んに読んでいた面白くて長い19世紀の大小説を読んだのと同じような充実感があって、またクラシックが聴きたくなりました。56歳になった今は、小説は殆ど読まず現代史や政治についての本をポツリポツリ読んでいます。
美術館の作品はちょっと違いますが、消費行動が芸術鑑賞と結びつかないと感動がなかなか得られない,古典的一般大衆たる私は、早速音源を物色。そこで、発見したのがこれ。
ベートーヴェンのpソナタ32曲の全集で、全部再生すると10時間ぐらいになります。ピアニストのヤンドーはちょっと前、ナクソスという大家でなくて優れた演奏家を探して大量に録音を残したレーベルにギネス級の大量の録音のある人です。
ネットで見るとあんまり人気無いみたいですが、この録音は,無駄に張り詰めていなくて、軽音楽それもブラジルの者を聞き続けてきた耳には非常に入りやすかったですし、それでいて、本物感がある感じがして、ダウンロードで購入しました。
なんと、驚きの1200円。
良いんだか悪いんだかは分かりませんが、やっぱり購入前の想像どうり飽きないタイプ音源で、随分繰り返し聞いています。
プレビューできいて良く聞こえても、購入した途端興ざめと言うことが良くあります。消費行動の前って、興奮して良く聞こえちゃうのね。



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パレスチナの音楽、イスラエルの音楽

パレスチナとイスラエルの大衆音楽を調べていて,行き着いたのが、パレスチナ側はsabreenというバンドでユダヤ人側は、boom pumというサーフロックバンド。
sabreenは東エルサレムにいるようだが、このデビューアルバムsmoke of the vlkanoesは悲しみと牧歌風のところが曰く言い難く結びついているアラビア語(多分)の民族音楽風の歌謡で、文句なく最高水準のワールドミュージックだろう。すかさず、Amazonのmp3で買った。、日本はもとより、イスラエル、アメリカのiTunesにもある。


ユダヤ人バンドのboom pumはサーフロックといわれているらしいが、いわれてみると、確かにサーフロックらしいギターフレーズがあるのだが、ベースがチューバでやはり民族音楽の匂いもして、不思議な味わいのバンド。なかなか良いのではないでしょうか。久保田麻琴氏いちおし。以下、サラーム海上氏のインタビュー記事の情報に基づいています。



で、そのバンド名というのが、アリ サンという60年代にイスラエルにやって来たギリシア系ユダヤ人(ミズラヒムというらしいがなんとイスラム教徒だという)の代表曲のbooom pamにあやかったらしい。この曲を聴いてビックリしたのだが、これが、ほんとにサーフロックっぽいのだ。どうやら、ギリシアのブズーキを使うレンベーティカという音楽をエレキギターに写して、其処に、エジプトのウンム、クルスームとか言う音楽と、チャックベリーをたすと、実にサーフロックな良い感じの歌になるらしいのである。


あともう一つ、興味深いのは、話しはイスラエルの隣のレバノンに移るが、サラーム氏によるとサーフロックの父と言われるDick Dailiesの父親さんがレバノン出身らしく、あの早引きはウードの奏法からきているらしいのだ。
つまり、どうも、サーフロックの味の中にはどうやら中東由来の要素が入っているらしいのだ。
代表曲のmisirlouというのはエジプトの女という意味らしい。


ますます、アメリカの大衆音楽の懐の深さに驚かされる。ビーチボーイズはビートルズより好きなくらいで、しょっちゅう聴いているので非常に驚いた。なんとなくエキゾチックな感じが初期にはあるなとは思っていたが、イスラム的な要素も含まれているとは!!
戦争好きなところと、もの凄く魅力的な文化がある国、アメリカ。

 



sabreenサーブリーンについてはこちら>>
サラーム海上氏の記事はこちら。>>

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ライの帝王、シェブ・ハレド(Cheb Khaled)初期作品

ここのところ、アルジェリア、raiの巨人cheb khaledの初期の音源を集めていました。
初期と言っても、録音の正確な時期が分かる曲がわずかなので年代は確かではないのですが、1974年のデビューから1986年の出世作Kutche録音開始前まではひとくくり出来ると思っています。(Khaled 14才〜26才くらい。)
その間ずーっと充実していますが特に、電気楽器が導入される1970年代末から80年代初頭は急に音楽的な面白さが増し、チープにして豊潤、シンプルにして複雑という変革期特有の複雑さがあり最高の充実期です。
CDも買ったが,数が少ない上に値段も高いので、ダウンロード音源がほとんどです。
以下、軽く感想を。
1.
Khallou el mahna>>>>amazon
タイトル曲は荘厳なキーボードとアコーディオン(彼のおじさんがアコーディオンを弾いていたそうで彼も、弾きながらうたうライブ映像がある。初期のものには多く使われています。)の響きと、ポップな旋律が泣かせる名曲。
一番好きな曲かもしれない。。

このアルバムの前半3曲は70年代末か80年代初頭と思われるが、後半4曲はシンセバリバリだから少し時代が下って80年代中盤以降のような気がする。あまり好きになれないが、音質が随分よい。

khouf nadji bahri(feat.Zahouania)>>>>amazon
エレキベース?ギターと生楽器混合の大きなバンドのようだ。バイオリン、アコーディオンの響きが切ない,
70年代末から80年代のごく初期でしょう。
古のアラブのイメージも未だ色濃いが、電気楽器を導入して一気に音楽として多様になる時期の幕開けを告げる一枚。アコースティックだけのものに比べて開放感と音楽としての魅力が増してきているのが何回も聴くと分かってくる。人知れず、巨人が産声を上げた瞬間だ!!
ただ、どういう訳か、一曲をイントロと主部のように切って,途中でぶつっと切れるので聴きづらい。トラック数を増やして、儲けようという算段?最後の曲はイントロだけで主部がない。他のアルバムで聴いたが,素晴らしい曲なうえにアルバムたいとるのフィチャリングZahouaniaが聞こえるのがこの曲だけだから無神経さもきわまれりという感じ。
そこで、切っていないこちらがオススメです。>>>
こう言うぶつ切りは他でも見たので、Khaledの音源ダウンロードは注意が必要です。同じタイトル、内容でいくつもでていたりしますが,大体古い方がぶつ切りはないようです。
同内容のCDも輸入盤で発売されています。
タイトル曲はこれ。ベース(エレキ?)が奥の方で暴れている。よく聴くとエレキギターの音も。




3,
Salou ala nabi>>>amazon
前半の3曲はかなり悪い録音の奥からきこえる甘ったるいシンセサイザーの音、太鼓の音などが延々と繰り返す平板な催眠的リズムパターンなどに不気味なところがあって、、なんだか、冥土からきこえる音楽みたいで、ただならぬものがある。私は大好き。1982年くらい?
後半に収録の3曲は少し古そう。ウード?の音が珍しく印象的。
タイトル曲はライブの映像がいくつもあり、代表曲の一つのようである。

当時のアルジェリアはレコードでなくてカセットが主流だったようなのだが,多分そこから起こしているようで、音は1980年代にしては良いとは言えない。
少数を除けば初期はみなわるいのだが、
その歪みの中からきこえる、シンセやリズムボックスの燃えないゴミみたいなガラクタ感もリアルで好きになった。
音の酷さも味にしてしまう音楽の強さがあるのだ。
これは中古のCDを買った。


Cheb Khaled Les années 80>>>>Amazon
このタイトルをweb上の翻訳マシーンに入れるとどうも80年代か80年というような題名らしい。
非常に古そうなものから、1985年のオランと書かれた素晴らしいライブ録音もあり、色々バラエティーに富んだ実に楽しいアルバム。デジタルエラーかなという箇所も少しあるのだが内容的には非常にオススメ。
動画は冒頭の曲。

なお、ハレド14才のデビュー曲Trig Lycée と思われる音源と何回聴いても同じに聞こえる曲が、短く編集され、違う題名Ya Diri Ki Tebghiとして入っているが、どうしてか謎。さらに、もう一曲Chira Sghaira ou Chaouiretッという曲も同じに聞こえるんだけど。。一つのアルバムに同じ曲がふたつ?演奏時間も同じ。うーん謎だ。
14才とは思えぬ堂々たる歌声と割合ポップな曲調で、そんなに古いものとは思えなかった。デビュー曲と思われる音源はこれ。

他にも、同一曲が違う名前でうっているところを見たのだが、似た曲が多いし、私の耳もそんなに良いことはないので、実はほんの少し歌詞が違ったりしているかもしれない。アラビア語分からないし。


Young Khaled>>>Amazon
割合録音がよい物が集められている。khaledには珍しい長尺ものが多い。題名から想像するほど初期でなく古そうなものが半分なのだが、それも80年代なかごろではないだろうか。シンセサイザーを多用している。
これは中古CDで買った。ダウンロード版のアルバムとしては売っていないが、後述のiTunesの50 Golden Songs of khaledには何故かほぼ全曲入っている。


6,
Le World...Raii>>>>Amazon
ポップで良い曲が集まっている。これも、バラエティーに富んだアルバム。電気楽器主体のMaghbounはリズムマシーンの平板さもチープで催眠的で面白い。世界的歌手と認められた90年代以降には見当たらない、ぼろっちくて愛しい名曲がいくつも入っている。
生楽器の70年代終わり頃からシンセサイザー使用の80年代を中盤まで網羅していると思われます。




50 Golden Songs of khaled>>>>iTunes
900円で50曲で初期を聴くのにはお得。上述のアルバムからも比較的録音の良いものがたくさんおさめられている。
上述したアルバム意外では、リマスターした音源のアルバム>>、聴いたことのない比較的新しそうな音源(あまり面白くない)や、有名アルバムkutchやkhaledなどからも少量入っているようだ。自分の価値観では玉石混淆。
ごく初期の1970年代中盤から1990年代初めくらいと思います。Tunesのみの企画。


Cheb khaled à l'ancienne (La collection Ramadan)
これは上述のKhallou el mahna、などのアルバムをガサッと曲順もシャッフルせずに入れたアルバム。初期のkhaleを聴くに実に良い内容なのだが、惜しいことにデジタルエラー(酷く疵のあるCDのような)で全く聴けない曲が3分のⅠ近くあった。Amazonに文句言ったら、自分の買った2012年版(何故か一曲多い)は削除になったようだが、2014年版は相変わらずノイズだらけで発売している。iTunesでは両方とも。
プレビューでダメなのは本番ダウンローでもダメ。



以上
以上は自分が購入した分ですが、まだまだ、良い内容の音源がたくさんあると思われます。
Amazon、iTunesに入ってないものもかなりあるようです。



なお,Cheb Khaledの初期の音源についての英語か日本語の詳しいデータはweb上には見あたらないのですが、
参考になるのが、これです。>>>ライ略年表

また、こちらのブログ記事によりますと>>>1979年録音の物が集められたアルバムが分かります。
そのアルバムタイトルを頼りに検索すると、多分1979年と思われる音源が見つかり、音源の録音年代を推定する基準点になりました。

音源はこういうものでこのセッションの作品は探せばかなり出て来るようです。。この録音は生楽器だけだそうです。ハレド19才。恐るべし。



テーマ : 音楽
ジャンル : 学問・文化・芸術

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シェブ ハレド

もうすぐ個展で、もの凄く忙しいのですが、唯一の気晴らしが、raiを聴くこと。
raiは70年代末から80年代に大いに盛り上がったアルジェリアのソウルと言うべきオルタナティブミュージックである。
歌詞が政治的だったり,性愛を唄ったりする、率直なものとのことだ。
アルジェリア内戦の頃、イスラム原理主義者に歌詞が不埒であるとの理由で殺された歌手もおり、現在はパリに移住した歌手も多いらしい。
この、cheb khaledはraiの王様と言われているが、彼もフランス在住らしい。
とにかく歌が上手く、ワンパターンだが膨大な量の高水準の録音が残っていて楽しい。アルジェリア国内で発売されたカセット音源と思しき古いものがたくさんあるのだがそれが好きだ。音は悪いけれど、80年代後半からraiの主流になる打ち込みオンリーでなく、電気楽器、アコースティックの両方入ったものが、味わい深い。
神経質に芸術性を追求するタイプではまるでなく、流行歌的なものも平気で歌っているようだが、はまると、清濁併せのむスケールの大きな歌唱になる。ライブ映像を見ると、実に楽しそうな笑顔で歌っている。
以下の音源は、今一番気に入っている曲。多分80年代の始め頃。
テーマ : 音楽
ジャンル : 学問・文化・芸術

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ギニアの音楽。

現実逃避には遠い縁もゆかりもない国の昔の音楽が最適です。
CDや音源を買うのが楽しいわけですが、失敗しないためにネット上でいろいろ調べるうちに、その国の歴史などが、自然に分かってきます。
今は、西アフリカの音楽に凝っているのですが、まるで、どこにあるか分からなかった沢山のアフリカの国の区別が分かってきましたし、良い音楽のある国にはやっぱり親近感が湧きます。
やっぱり、良い文化を発信する事は大切ですね。



これはBEMBEYA JAZZ NATIONALといってギニアの1971年録音のポップスです。バンド名にNATIONALとついているのは国立という意味ですが、それにしては何とも緩いある意味かなり雑なノンビリした音楽です。
ギニアはアフリカでは多少早めの1958年に独立した国と言うことで、独立当時は旧宗主国のフランスに随分な圧力を掛けられたと言うことです。社会主義的政権下、国とアイデンティティー確立のために、大衆音楽を保護したらしい。
wiki>>>>
アフリカでも結構世界を意識したスターの音楽もあって、中には、あざとさや無理が目だつものもたくさんありますが、これは、目指すところのある、しっかりしたスピリットの音楽であると同時に、どこにも、人を圧倒しようとか気にいられようとか言う、邪念が感じられない、きれいな音楽にです。
これは、アマゾンのmp3ダウンロードショップで600円で売っていますのでアフリカ音楽入門にオススメです。
こちらでダウンロードできます。>>>>>
テーマ : 音楽
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ショパンのエチュードin取手




長女の中学文化祭で、ある全国規模の大会に出場するほどのピアノの腕前の同級生が此の曲を演奏したらしいが、当日は、体育館に響き渡る凄まじい轟音に、聴衆の中学生の多くはは感動とするよりも、ただ驚いて目が点になったと言う具合だったらしい。
しかし、彼女がプログラムに書いたコメントが秀逸であった。
「楽しんで演奏しますので、皆さん頑張って聴いてください」
娘達は、「頑張って演奏するから、皆さん楽しんで〜」の書き間違えじゃね?と言っていたが、私とフルート吹きの妻は「よく分かるな、これは間違いじゃないよ。○○ちゃんが、よく分かっているという事だと思う。」
音楽も絵も、本格的な近代以降の芸術(作家個人に由来する部分が大きい)は多くの場合に、ある意味難しい。
印象派の絵だって、美術館や画集で見れば美しいが、そこいらに放ってあれば、良いものでもガサガサで絵面の汚い薄ぼんやりした絵に見えるはずだ。
聴くもの見るものに或る程度の覚悟や好奇心を要求するのである。
ところで、此のポリーニの録音って、自分には良いも悪いもよく分からないけど、なんだか、ヘリコプターがパラパラ上昇しているみたいで可笑しい。大好きで、随分聴きました。

後記

この記事をFBにだしたところ、この台詞はノダメの台詞ということでした。

ついでに言っておくと美術品に関してしか分からないが、近代以前のものも大概難しいのではないだろうか。生活感や宗教観が違うから、教義や歴史や情緒を共感するのでなくて、単なる美術品、抽象的存在の美術品としてみなくてはいけないだろう。とすると、近代美術と大して変わらないことになる。
まあ、民族の心とか、心の故郷とか癒しとか、自分にご褒美とか、理屈とか伝説とか美術史とか、美術品と見る人の間にワンクッション、便利なものがはいると一部の作品は非常に分かりやすい感じにはなるんだけど、反面、良いものでも全く理解されないということも多くでてくると言うことになるから困りものだ。






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運命

ベートーベン実は大好きです。
いろいろ好きな曲有りますし、多面体でいろんな魅力ありますが、この第五交響曲は、すごーく真面目なんだけど、真面目さが突き抜けて冗談の域に達しているような感じがして大好きです。
それと、これはクラシックの作曲家全体に言えますが、自分は墓の中に入って既に200年になるのに、楽譜という染色体みたいなスーパー設計図を残しており、自分のクローンを演奏家に延々と再生産させているその策士ぶり。
しかも、演奏家が時代に合わせて新しい解釈と称してリニューアルするから、美術品みたいに古くならないんだな。まあ、古びたり壊れたりの魅力もあるとは思いますが。

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最近気に入った音楽と染付の仕事場

先回のコメントの最後にチラッと書いた今週の飛び込みの百貨店の展覧会はどうやら、小生は出さなくても作品が揃うと言うことでやっぱり出番がなくなりましたが、3日ほどですが急に物凄く働きかなり疲れましたものの、次ぎにしっかりと企画した展覧会(2人展?)を企画すると言う話になったし、集中してスイッチが入り、売れ筋方向の染付がバリバリできる体制になったので気持的にはかなり良い状態です。

ということで、久しぶりに音楽の話。
ストレスを感じるとついインターネットで中古CDを探すのですが、この頃はまあ月に2枚か3枚ですが、かなりビックリしたのが、中村一義です。

一部では天才と言われているようですが、全く小生は知らなかったのですが、FMで世界のナベアツが出演していて紹介していました。
ナベアツは一義君を聞いて泣くのだそうです。

最初聞いたときは、何か古い我々がかつて聴いた音楽を思い出しました。なぜか大瀧詠一のナイアガラの初期のころを連想しました。
いくつかyoutubeで探して聴いていたのですが、子供達は歌い方が黄土色だ、う○こ臭いと言って笑う(この高音の歌い方が生理的にイヤだという人もいるらしいです)し、あまりぴんと来なかったのですが、妙に気になり(正直、評論家筋に高評価なこともあって)聞き込むうちに好きになりました。子供達も割と好きになったようです。
購入したのは、ファーストアルバムからサードアルバムまで。
小生的には、暗い孤立しがちの青年が閉じこもって音をいじくり回しているうちに何だか手の体温で柔らかくなって形が歪んでしまったみたいな感じのある、1stアルバムの「金字塔」と2stの「太陽」が今のところは好きです。
自宅で、ほとんど全ての楽器を一人で演奏して重ねて音源を作るのを宅録と言うらしいのですが、その元祖のような存在らしいです。>>>ウィキ





次ぎに、クラシックのバイオリニスト、ジャニーヌ、ヤンセンのメンデルスゾーンバイオリンコンチェルト。
少し音に苦みみたいなものがあって、なにか、少しトゲトゲした肌触りのドンドン進む感じが、気持以上のものはなにもないというような、熱く正直な感じが好きです。
天分も技術も凄いのだと思うのですが、親しい友人が演奏しているのを聴いている気になってしまいます。
曲も最高ですよね。
美人。


やっぱり、染め付けの話に戻って呉須(ごす)と呼ばれる絵の具を溶いた乳鉢。
右上の注ぎ口の角が少し角張っているのでそこでのみ筆をしごく。
特に、細い線を要求される小品では筆に余計に含まれてしまった絵の具をピッと落として量が正確にコントロールできないと困るので重要。

沢山といておかないと、乾燥と水分だけ筆から素焼き素地に吸い込まれるからだろうが濃くなってきてしまうので、径15cmほどのかなりでかい乳鉢。
以前は、鉄分やマンガンの多く含まれた昔ながらの唐呉須(味はあるが不安定)を使っていたが、最近は細い線を多用するので、毛筋ほどの細い線が安定してハッキリ出るようコバルト分が多いと思われる今出来の高性能のゴスを使っている。
どんな呉須を使っても、瞬時に水分を吸う素焼き素地に絵を描くのはちょっと慣れの必要なものである。

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日本画の面相筆。ちょっと高いけれどなかなか先が減らない。日本画家であった母の死後の影響。
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少し前の大浅鉢。このあと透明釉を掛けて1280度ほどで還元焼成して出来上がり。
外、内の絵付けに3週間もかかってしまった。
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外側細部。
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テーマ : 音楽
ジャンル : 学問・文化・芸術

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最近ジャズを聴いていた。エリックドルフィーと篠田昌已さんとじゃがたら

最近、クラシックフルーティストの家内が方々でお友達のKさんとハイブロウ=ボランティアみたいな演奏をしていて、外出ばかりであんまり構ってくれないので、CDを買ってます。
クラシックではないやつ。

でこの頃買ったCDで一番はドルフィーです。
この曲は、前衛的な中にも叙情味があって良い。悲しい曲です。


ドルフィーをきっかけに、いろいろネット上でも久しぶりにジャズを聴いていたのですが、個人的に本人と親しかった人がこの間の展覧会に来てくれたこともあって、いろいろ思い出してしまったのが、サックスの篠田昌已さんのことです。

パンゴ、コンポステラ等で活躍し34の若さで亡くなってしまった篠田さんですが、その方と一緒に一度だけ下宿を訊ねたことがあります。
八王子で、生活向上委員会オーケストラのおまめさんみたいにみんなに可愛がられていたみたいで、死後もみんなが慕っているようでありました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/篠田昌已




じゃがたらでも吹いていたみたいでした。
南蛮渡来というCDも購入してしまいました。
テーマ : 音楽
ジャンル : 学問・文化・芸術

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高橋竹山とバックハウス

50歳になったこともあり、時々家内に隠れて吸っていたタバコも完全にやめて、酒もほとんど飲まず、食事も良くかんでかつてのように食欲の赴くままにいくらでも食べるということをやめて、半分くらいにしている。
食事を減らしても、あんまり体重が減らないと言うことは、元もと痩せていたのだが、以前は長時間労働と情緒不安定に食べ過ぎ、呑みすぎが加わって相当不調だったと言うことだろう。
大体、よく「疲れているね」と言われていた。
酒は、ある先輩から、あまりに美味しい日本酒を頂戴し、4日ほどかけて大切に頂いたのだが、呑み終わると、ついこの間までのように、安酒をがぶ飲みするのがバカバカしくなってやめてしまった。

それでも、あまり調子よくなったと言う感じでもないが、気を付けないと10年くらいの内に死んでしまう気がするので続けることにしている。
(父は58で最初の癌手術、母は50くらいから、抗鬱剤の海を延々泳ぎ続けていた。)
節約にもなるので、自分へのご褒美ということで、ここのところ何点かCDを買った。

そのなかで
まず、高橋竹山。
竹山
youtubeはこのレコードの後、渋谷ジャンジャンでのライブ。

実は、この音源はLPで20代のころ聞いていたはずなのだが、カリスマ的な風貌に名声と伝説は凄いのに音は何だか迫力なくて意外に軽いなという印象でそれほど感動した記憶はありません。
最近も多分、かなり晩年の録音だったのだと思うのだが聞いて何とも弱々しいという印象で、最近の若い人の勢いのある演奏の方が好きだったのだが、この音源をたまたまyoutubeで久しぶりに聞いて自分の馬耳東風ブリを恥じました。

まず、人様を圧倒してしまおうという態度がないのは、芸人として上品というか最高に上手くないと出来ない事だろうと思うのだが、一番感じたの抽象的な言い方になってしまうのですが、全体が柔らかい構造になっていて、すべての音、フレーズがキッチリというか、皆役割を持って必然的にその場所に息づいているという印象を受けました。

欲しくてたまらなくなり、急いでこの史上初めての津軽三味線のレコード一番上に上げたジャケットの「源流ー津軽三味線ー高橋竹山」を急いで購入したわけです。

で、竹山を聞いてふと思い起こしたのが、突飛かもしれませんが、ドイツの往年の名ピアニスト、ウィルヘルム・バックハウスです。
鍵盤の獅子王、ドイツの正統とか言われて、いかめしいイメージですが自分が聴いたところでは意外に軽やかで、華奢というか繊細というかそんな印象があります。
全体がガッシリしていたり、ガンガン迫ってくると言うのでなく、細身でしなやかな全体の流れの中に、ゴツゴツした岩みたいな表情がポコポコと見えるという印象です。

一つだけリンクしておきますので興味のある方は聴いてみてください。
ベートーヴェン作曲、ピアノソナタ29番、op106です。
特に、この曲の最終楽章は、ベートーヴェン晩年によくあるフーガなのですが、どの演奏を聴いても自分にはなんだかよく分からないばかりか、同じような固いピアノの音の洪水が延々と続き神経に応える(弦楽四重奏曲のop133の大フーガはもう少し楽しめる)のですが、バックハウスの録音だけは何だか弾力があって生ている感じがして自分にもちょっと分かる気がしたので。

http://public-domain-archive.com/classic/download.php?album_no=105

このサイトに、ブラームスの2番の協奏曲のふるい方(1939年)のベームと競演した録音があるのですが、何だか表情が細やかで豊かな良い感じですので自分は気に入っています。
http://public-domain-archive.com/classic/download.php?album_no=282
蛇足ですが、最近の私です。
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テーマ : 邦楽
ジャンル : 音楽

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バッハのチェンバロ演奏あれこれ

ここのところ、まあ忙しいので本を読むのも展覧会に行くのも出来ず、youtubeで音楽を聴くのがほとんど唯一の楽しみである。
家内は外出が多く忙しすぎてあんまり構ってくれない。

ここのところ凝っていたのはバッハのチェンバロ演奏。

チェンバロ演奏というのは、どれを聴いてもチャンチャラ、チャンチャラして大して違いが分からなかったのであるが、同じ曲をいろいろな演奏で聞き比べてみると、音痴の私でも違いが多少分かって愉しい。

まず、エイズで早世した天才と言われることも多いスコット・ロス
なんだか、チェンバロ演奏でよく感じる事の多い抹香臭さというか、古い家具みたいな感じ(それはそれで良い感じであることもある)がなくて、とっても爽やかで、生き生きストレートな感じを受けた。
この音源と思われるCDは洋盤を注文済みで到着を待っている状態。



次ぎにグスタフ・レオンハルト
同じイタリア協奏曲。
こっちは、何だかグネグネグネ入り組んだ感じ。
スコットロスの方は、性格の良い演奏という感じがしたのだが、こっちは気むずかしくて暗い。でも、自分はいろいろの要素がいっぱい入っていると言う感じがして、面白いので、つい何回も聞いてしまう。
フルート演奏家の家内は「このクネクネする妙な間が嫌だ」と言っている。
美術でも変に見る人を幻惑して内容がありそうに見せるペテン的作品が山ほどあって、評論家やジャーナリスト達を上手に騙すので大嫌いだが、そうい臭みが同業者からするとするしてしまうのだろうか。
ちなみに家内は大交響曲の作曲家ブルックナーも仰々しくて嫌だと言っている。

次は、この頃よく名前を聞く、アンドレアス・シュタイアー
イタリア協奏曲は見つからなかったので、パルティータの1番。

こっちは、言わばレオンハルトを少しソフトにしたみたいな感じがした。
レオンハルトみたいに、ギラッと来る癖みたいな感じは強烈でないが、ロスみたいに感覚的に開放感がある感じでもない。
中庸だが随分と精密に設計されている感じがする。

最後に蛇足であるが、
私は小学生のころより、クラシック音楽のレコードが大好きで以来40年近く買い続けているのであるが、物凄い音痴で一回も楽器をやろうと思ったことがない。
最近、今度小学5年になる長女はピアノが好きになってきて、割合上手にと言うか家内にそっくりの感じで「エリーゼのために」を弾くようになってきたのだが、好きな音楽は"いきものがかり”の「ブルバード」でクラシックの名曲を聴くことに関心を示したことがないのに対して、幼稚園を卒園したばかりの次女は一応家内にピアノは習っているものの、どちらかというと絵や粘土に能力を発揮するのになぜか、ヴィバルディーの四季やチャイコフスキーのバイオリン協奏曲の一楽章のサビを聞いて、「○○ちゃんこの曲大好き!」と感想を申し述べるので、「オッ、オヤジに似てきたな!」と驚いている。
性格的には、片付けが出来ず、落ち着きのない長女の方がはるかに小生に似ているのであるが。。。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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ジャコを捕まえる



20数年前、大学を卒業して数年したころであったころだと思うが、ベーシスト・ジャコ・パスとリアスとギル・エヴァンスオーケストラのジョイントのコンサートが読売ランドの野外ステージであった。(ライブ、アンダー、ザ、スカイ)
それに、友人の建築家二人と出かけた。
その時の映像かと思われます。
コンサートは、ジャコのベースの音がやたら固い音でビンビン耳につき、当時はギル・エヴァンスのファンだったこともあってそれほど感心しなかったというか、よく分かりませんでした。

コンサート後、ガラス片の散らばる坂道の下り坂を奇声を発しながら裸足、半裸で疾走する天才ベーシスト(一服きこしめしていたのかもしれない)をどういうはずみか、友人と2人と、追いかけてしまい、追いかけ始めると犬と同じで食いつくまで、止まらなくなるのが人間で、かなり走って捕まえたものの、食べてしまうわけにもいかず、嫌がるジャコを無理矢理タクシーに押し込んで、都心のホテルまでお送りしてしまったのが、何とも言えない変な思い出です。

車中、「you are murder.(お前らは人殺しだ)」とか、悪態をついていましたが、全然恐ろしくも気味悪くもなく、ムスッとしていても妙に可愛らしく、割と普通の人という印象でした。
顔色は相当悪かったですが、あまり大きくもなく、目の離れた肩幅の広いショーケンと言うような人相でした。
お近づきにと、「you are artist.I am artist too.」と言ったらば、ジャコと、ユ*ワ君二人同時に「フン!」と同時に鼻で笑われてとっても恥ずかしかった。
意思の疎通は、自然と*ガ*君ということになりました。
*ガ*君は英語が上手い。
彼だってずっと日本にいたし、英語が堪能になる機会もそんなになかったはずなのに、同じ高校を卒業したのに、聞き取る能力、ボキャブラリーに私とは差が歴然で、人間というのは能力に差があるものなだなーと当たり前のことを痛感させられたのもこの時の痛い思い出です。
到着後、あらかじめ連絡してホテルで待ち受けていたスタッフからタクシー代をもらって帰途につきました。

その後程なくして、ジャコの死を知ったわけですが、普通に見えてもあの時既にかなりまいっていたに違いない、人間は普通にパッとすぐ死ぬんだな、とつくづく思いました。


そう言えば、そのときだったか、違うときだったか、コンサート前に悠然と読売ランド内を散歩するギル・エヴァンスを見つけ、かけより「I like your music very much.」と言ったらば、嬉しそうな顔で「サンキュウ」と言って大きな手で握手してくれたのは、心温まる良い思い出です。

参考
島尾敏雄「春の日のかげり」
テーマ : 音楽
ジャンル : 学問・文化・芸術

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素晴らしい放浪のブルースマン、画家、藤島晃一

cd01.jpg

おったまげたべ。
いるところにはいるもんだ。
高知のブルースマン藤島晃一さん!
アート屋台で一緒の絵描きさん、来栖義明さんに教えていただきました。
小生が聴いたmojo yama mississippiとは違うCDのようですが音源はこちら>>>>
聞くところによると、ピーター、バラカン先生もふぁんだとか。
絵描きさんでもあります。
HPに満載されています。
いくつかは本当に素晴らしい。
騙されたと思ってごらんください。
ちとたまげます。
HPはこちら。>>>>>


テーマ : 音楽
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

ぎんよう

Author:ぎんよう
彫刻家でもある鈴木厚が磁器を中心に器を制作しています。

我が家の掃除機の塵の放射性物質
Cs137:641Bq/kg(検出下限39.7)
Cs134:211Bq/kg(検出下限19.3)
Cs合計:852Bq/kg(検出下限58.0)
採取時期:2014/1月~2014/3月

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